誕生日プレゼント|他の誰にも真似できない贈り物

私は独身時代、花火師の仕事をしていました。真夏になると、花火大会に行き、花火を打ち上げます。真夏以外のシーズンは、花火の製造の仕事をしていました。

毎日、会社と自宅の往復だけの生活でしたが、そんな私にも彼氏ができました。今の主人です。

主人と共通の友人に紹介してもらい、お付き合いが始まったのですが、主人が花火好きということから、私を紹介したと聞きました。

付き合いだしたのが、7月だったため、私はちょうど仕事が忙しい時期でした。忙しい中でも時間を取り、愛を育んでいました。

ずっと、彼氏ができなくて、落ち込んでいた私に希望をもたらしてくれた彼に、大好きな花火をプレゼントしたいと、自然に思うようになりました。

会社のすぐ近くで行われる花火大会は、お金を出せば、自分で花火を揚げることができるため、出産や結婚、還暦、厄年など、人生の節目で花火を揚げる風習があります。

花火は決して安くありません。その花火大会で、専ら揚げられる花火は1玉で5万円もします。私は、花火会社の従業員だったため、値引きが適用されていましたが、それでも安くはありませんでした。

ですが、大好きな彼のためと、奮発して、10号玉の花火をプレゼントしました。もちろん、メッセージも添えて。そのメッセージは打ち揚げの直前に会場アナウンスで放送されます。

少し照れくさくはありますが、他の誰にも真似できない、

私にしかできない誕生日プレゼントを渡せたと思います。

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