誕生日プレゼント|演出に力を入れています

先日、僕が所属している劇団の仲間Sが誕生日でした。僕たちは売れない劇団の団員なので、全員お金は本当に無いのですが、劇団員のプライドにかけて演出に力を入れています。今回、僕たちの仲間であるSが31歳の誕生日を迎えるということで、何かできないかなと、Sを除いた劇団員全員でSにあげるプレゼントをどうするか?というプチミーティングを開きました。すると劇団員のYが「31歳だからサーティーワンのアイスクリームにしよっか?」と言い出しました。うん、ネタとしては面白いと思い、サーティーワンのアイスクリームでお祝いをすることにしました。そして当日は劇団の練習があるので、練習後にバースデーパーティーをすることになりました。当日、サーティーワンの超特大サイズのアイスに「3」と「1」を型どったろうそくを買いに行って劇団の練習場の中にある冷凍庫でバースデーパーティーまで隠しておきました。そして、当日の練習後、Sが帰る前にYが電気を消して練習場の中が真っ暗になります。Sは突然練習場が暗くなったので何がなんだかわからないという感じでキョロキョロしていました。そのキョロキョロしているところで、みんなで一斉に「Happy Birthday」の歌を歌いながらサーティーワンのアイスを持ってきました。驚くSは何がなんだかわからないという顔でしたが、31歳のろうそくを見たときに一気に涙を流していました。そしてお祝いの色紙を渡した時に涙が止まらない状態になっていました。僕たちは本当に貧しい劇団員ですが、だからこそ精一杯のプレゼントというのが伝わったのでしょう。

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