誕生日プレゼント|誰かから贈られた物がある

もう、お互い40歳を過ぎているのですが、一人だけ、今でも誕生日のプレゼントを贈り合っている友人がいます。彼女とは、高校時代からの親友で、その頃から現在まで毎年かかさずプレゼントを贈り贈られています。もういいかげん、誕生日なんてうれしくもない年齢なのですが、彼女からの贈り物が届くと「今年も覚えてくれていたんだな」と、憂鬱なはずの誕生日が、ちょっとうれしくなります。私は専業主婦、彼女は独身のキャリアウーマン。環境が違うので、普段はなかなか都合も合わず、贈り物のやり取りを除けば、年に一度会うか会わないかの関係です。それでも、彼女は私を想いながら家事に便利なグッズや飾って楽しい雑貨を。私は彼女の事を想いながら仕事場で使えるちょっとした文房具や小物を。それぞれが相手の生活や状況を想いやりながら贈り物を選ぶ事で、会えない時間や距離が、うんと縮まるような気がしています。彼女とは、きっとこれからも、お互いの環境がどんなふうに変わっても、その時々に合ったプレゼントを贈り合うのだろうと思います。そして、そんなふうに思える友人と出会えた事は、本当に幸運なことでした。今年、先に誕生日を迎えた私がもらったものは、かわいいウサギの形をしたスパイスケース。テーブルの上に置いて毎日の食事に使っています。何気ない日常生活のなかに、誰かから贈られた物があるというだけで、何だか温かい気持ちになりますね。彼女は来月です。今年は何を贈ろうかなぁとお店を覘くのが楽しみです。

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